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物質化現象

長野冬季オリンピックが開かれていた時期、私はインドにいました。オリンピックの開閉会式場が我が家から十数分の距離で行なわれたのに、その時期日本にはいませんでした。

インドへ出かけていた理由は、私が信奉するインドの聖者が「あかちゃんを物質化する」ので、その立会人として日本人の中から7人が選ばれました。その一人としてインドへ行きました。その聖者が「あかちゃんを物質化で出す」前に、サティアサイババが衆人監視の中、手のひらをくるくるとは回さず、「鳥にオウム(鸚鵡)」を物質化で出し、そのときの透き通った状態のオウムの写真が公表されていることを見ていたし、別の聖者「バラサイババ」が、やはり手のひらを動かさずに「鳩(はと)」を彼の誕生祭に集まっていた大群衆の前で出しました。この予備知識もあったので、あかちゃんが物質化で出現することの立会人に選ばれた幸運に興奮しました。


カレスワール・スワミから教わった物質化のメカニズム

  スリセーラムにて、リンガムと指輪を頂く。(1998,03,03)
   一緒に写っているのはこの当時スワミのお世話役だった方

 

 
 リンガムはスワミの手から私の手のこの葉っぱに乗せられた。

 

 1998,10,04 ハンピで、物質化のための儀式を授けると言い渡されたとき。
  この後マントラ修行と瞑想修行を科せられる。
 真夜中スワミとシルディサイババが部屋に現れた。
 

1998,10,06の満月の夜物質化の儀式を受け、ブッダを授かる。
  2500年前の手作りの仏像で、700年前の寺院にあった物を
 引っ張ってきたとスワミは説明した。


物質化が行なえる理屈
 宇宙の中心からの神様のエネルギー。
 自分の身体の中のバイブレーション。
 渦(スピン粒子)


スワミ・インタビュー     1999、6、1

私が最終的に理解したのは、
 懸命に努力することが大切だということです。
 神を信じて、マントラを唱える修行をします。
 何度も繰り返し修行を重ねます。
 そうするうちに自然と内なる感覚、内なる意識が高まってきます。
 そして瞑想を通して、様々な疑問に対する答えが得られるようになります。 瞑想が導く答え、なのです。
 ファーストステップでは、修行によってそれをどんどん発展させて行くべきです。古代のパワーに触れることがとても重要なのです。
 以前は、最低でも6年から10年もの歳月をかけて瞑想を習得していました。これにより誰でも信じがたいほどのパワーを手に入れることができました。それはそれで結構なことなのですが、私のやり方で修行すれば、1年や2年という短期間で人々に高度のヒーリング・パワーを習得させられます。とてつもない奇跡のエネルギーが、人を癒します。多くの問題を抱えて痛みと絶望に打ちひしがれる人々を救済し、癒すことができます。完全な癒しを与えることで、自信を持たせるのです。それには通常の100倍ものパワーがいります。癒しの後に指輪を与えます。シバのリンガムを与えます。だがシバのリンガムを与えるのは、チョコレートを与えるようなものなのです。釈迦の像にしてもそうです。それ自体は重要なことではありません。エネルギーが形を変えたにすぎないのです。

 真のヒーリングとは、祝福(ブレス)を与え、癒しを与えることなのです。
人々を幸福にし、瞑想を伝授することです。たとえ多くの問題を抱えていようと、その人が心の平安を得られるようにすることなのです。それこそが偉大なる奇跡のパワーなのです。人々に瞑想を習得させ、運命を神に委ねるようにさせます。神への信仰を授けるのです。あなたが神の偉大さに触れたなら、神を信仰することで人々を救い、彼らを癒すことができます。輪廻転生の中で困難に直面する人々に、自信という真実のパワーを持たせ、彼らを支えるのです。

 仮にある人が癌になり、あと6ヶ月の命と宣告されたとしましよう。彼はあなたの元へやってきました。そこでリンガムを与えて彼を癒そうとしても、何にもならないのです。だがもし彼に瞑想の方法を教え、揺るぎない確信を持って「神はあなたと共にいます」と言って彼を癒すなら、どうだろう。神はあなたと共にいる。神はとても素晴らしい。神はあなたが元気になるのを待っている、と。神に祈る機会が訪れるのです。

 我々は神ではない。私は神ではないし、あなたも神ではない。
だが神の息子、神の子供たちは、地上に降りて運命を司っています。
最終的に、全ては神の手中にあるのです。

 こうしたあらゆる奇跡のパワー、大きなパワーは本当ではありません。
それはひとつのステップにすぎません。真実の事柄とはすなわち信仰を持つことなのです。信仰を持つことで強くなれます。それが真の天国です。
 たとえ癌にかかっていたとしても、明るく働き、幸せに日々を過ごせるのなら、それこそが真の天国なのです。彼にインスピレーションを与え、瞑想を教えて癒しを行い、その後でシバのリンガムを与えるなら、その時にこそリンガムは役に立ちます。ただシバのリンガムを与えるだけで、人生の全てを癒すことができる、というのは誤りです。自信を持って本当の信念を持つことこそ、非常に重要なのです。

 最終的に私が理解したのは、痛みがある場合に、手から波動が生じるということです。痛む部分に触れると大きな波動を感じ、エネルギーが非常に高まって、ゆっくりと回復に向かいます。
 この世の殆ど全てどんなに小さなものまでも、80%までが波動で出来ています。波動は瞑想によって、マントラを心穏やかに唱えることによって生まれます。もしもあなたが心を込めて、全身を集中させて誰かを癒すのなら、神は手を貸してくれるでしょう。

 ヒーリングを行うときは、友達のことも、妻や子供のことも、他のどんなことも忘れてしまいます。人にヒーリングを行うとき、愛のエネルギーがその人を満たします。やがてその人が泣き出すこともあります。涙がとめどもなく溢れてくるのです。
 ヒーリング能力とはエネルギーを移動させること です。これはとても重要なことです。それはインドの伝統に基づく瞑想や、様々な種類のマントラによってのみ生まれるものです。
 マントラは非常に重要です。仏教やヒンドゥー教、イスラム教やキリスト教といったどの宗教においても、祈りやマントラによってのみ、あらゆることが可能になると伝えられています。

 何度も繰り返しマントラを深く唱え続けると、マントラを通して天使(神)が見えて来ます。マントラを唱え、瞑想により深いトランス状態に入ると、天使(神)が降りてくるのです。信じがたいことですが、本当です。

 科学を信じる人々は、神など存在しないと思っています。
私の意見は違う。超自然の力は存在するのです。
自己主義をやめ、心から純粋に神に全てを捧げ、心から人々を癒そうとする者の元に、天使(神)は現れます。それこそが真の救済なのです。
その時に天使(神)を見た人は、人によっては音楽や、どのようにヒーリングを行うのかの様々なメッセージを聞いたりします。

 電話が鳴っているのが聞こえます。空からやってきて、日本からあなた方が訪ねてくると告げています。胸の中には楽器があります。心穏やかに瞑想をすることで、あなた方のメッセージは宇宙に伝わり、宇宙全体のエネルギーに届きます。それが降りて来て、あなたの意志が伝わるのです。
 これは高いレベルの知識です。ただ純粋な心でマントラを通じて瞑想を行い、神に全てを捧げることによってのみ、そうしたエネルギーを得ることができます。全く別のチャンネルなのです。
 電話線もなく、空を伝わって電話が鳴る。信じがたいことです。日本にいるグンソーと話すことができる。これは全く新しい発想なのです。
 科学者はそんなことは不可能だと考えます。しかし魂が行うこと、真実の事柄においては、可能なのです。神のエネルギーをいただき、人々を癒すための高次元の力をいただく際にのみ、それは可能となります。一つ一つ、前進していくことが重要なことなのです。

 私が与えるシバ神のリンガムは、非常に良い波動を備えています。それはまた人を救済する上で役に立つものです。負のエネルギーやストレスがやってきても、それに触れることがないよう、守ってくれるのます。これは神ではありません、しかし良い波動を持っていのです。

 人には鼻があるから、花の匂いを感じることができます。同じようにしてこの波動を感じることもできます。これは意識を越えた感覚なのです。
 例えば電話の場合、電波など見えなくともかかってくるし、それを受けて話をできます。この石のように、波動は見ることができます。意識を閉じ、瞳を閉じて心を開けば、自然にゆっくりと波動が起こり始めます。リラックスして、魂の救済を行うのです。
 もちろんあなたにもその波動を捕らえることはできます。一回の瞑想で、多くの人々を救済することが出来ます。リラックスして、そのエネルギーを捕らえ、それを保ちながらブレスを与えるのです。この波動によってブレスを与えると、みんなが救われるようになります。古代のパワーグッズには、仏像や、シバの像、その他小さな石や、シバのリンガムなど様々なものがあります。寺院はとても大きい。しかしその中心であるリンガム石はちっぽけな大きさのものです。寺院はとても巨大で、石はとても小さいがそれで十分なのです。その理由は、人々がそれに向かって繰り返し祈り、それに触れるとリンガムが振動するためです。波動が起こるのです。人々は完全な信仰を持ってそこを訪れ、エネルギーを得、救済を得て波動を伝えるのです。はるか数百年の昔、700年も溯ってみると、古い寺院などは皆このようでした。

 何千年もの昔、飛行機や電話などはなかった。その頃日本にすら電話はなかったはずですが、どうだろうか?
そんな時代、人々は信仰を持ち寺院は波動を与え救済を行ないました。古代の人々は信仰を持ち続けました。彼らは巨大な寺院を作り、そこへ訪れ救いを得ていました。その波動が、人々を強くし癒したのです。

 波動はあらゆるものをもたらしてくれます。最も高次のエネルギーである波動に触れ、それを受けることができた時、どのように奇跡を行い、どのようにヒーリング・パワーを使ったらよいのか、その全てを感じることができます。それがファーストステージなのです。

 ステージはたった二つしかないのです。一つ目と二つ目ははっきりと別れています。
  ファーストステージでは、高次のヒーリング・エネルギーを享受する。
  セカンドステージでは、神や天使とつながる。そして物質化ができるようになる。あなたがたがこのファーストステージを完璧に習得したなら、その時は次のセカンドステージへと容易に進むことができます。だからファーストステージを完璧にすることが重要なのです。
あなたがたはファーストステージを、8割から9割方終了しています。それを完全に終えて充分なヒーリング・エネルギーに満たされた時に、次のステージに挑戦してもらいます。母なる神、ドゥルガの力を戴きます。ドゥルガだけが奇跡の力を持っています。ドゥルガは神全体の長であり、全エネルギーを司っています。あなたがたはセカンドステージへと進んでいくために、まずはファーストステージを完璧にするよう努めなさい。

あなたはいくつのマントラを持っていますか。4つだけですか。
私があなたにもう一つマントラを授けます。
修行しなさい。書き記しなさい。紙とペンで書き取りなさい。
それほど多くのものじゃあない。はっきりと覚えなさい。
ya, ma, ta, la, ja, ma, na, sa, la, dam, na, ja, ba, ja,
ヤ、  マ、 ター、ラ、 ジャ、マ、 ナ、 サ、 ラ、 ダム、 ナ、 ジャ、バ、 ジャ、
ja,  ra, ma, sa, ja, sa, ta, ta, ga
ジャ、ラ、 マ、 サ、 ジャ、サ、 タ、 タ、 ガ
これは一文字(一言)のマントラです。
各文字の前に”オーム”を付け、その後に"アハン ブラン ハッスミ ラクシャ"を付けます。例えば”ヤ”の所は、"オーム ヤ アハン ブランハッスミ ラクシャ"と唱えます。このように唱えることによって、宇宙の全てを掌握しているさまざまな神々のパワーを受けることが出来ます。そんな深い意義があるのです。
 意味はたいして重要ではありません。エネルギーを吸収し、受け取るのです。火のように火の意味を知っていれば、自然と燃える、火傷をする。火傷するとは知らなくても、それに触る。触れば火傷するのに、それに触る。・・・分かりますか。
マントラもその意味を知らなくても、作用します。その意味を知っていても作用します。
今回これを発音し練習することは、ガヤトリ以上の物になります。新しい過程です。トリーチャクラ。三つのチャクラに花弁のように文字が見えます。これはとてもパワフルです。この全ての過程を練習することで、瞑想を習得出来、そしてエネルギーを導くことが出来ます。

私がこのように授けるのは、生まれて初めてのことです。

とても小さいけれどビッグなパワーです。あなたが自分でやらなければいけません。何回唱えても構いません。限度はありません。何度も繰り返し唱えて覚えなさい。

 ahambramhasmi、全宇宙がブラムハ・エネルギーで出来ています。意味は関係ありません。創作するエネルギー、物質化するエネルギー、奇跡的なエネルギー、この全てがブラムハ・・と唱えることにより吸収することが出来ます。
一つ一つが順番どおりでなければなりません。
もう一度言います。
ヤ、マ、タ、ラ、ジャ、バ、ナ、 サ、ラ、ダム、ナ、ジャ、バ、ジャ、 ジャ、ラ、マ、サ、ジャ、サ、タ、タ、ガ
最後の文字は”ガ”です。
覚えるように努力し、唱えることでヒーリング能力が高まります。
これはブラムハの種類のマントラです。
4、5日唱え、毎日リラックスし、座って瞑想しながら唱えるととても良いのです。

 エネルギーを捕らえて、エネルギーを創る物質化を行えます。エネルギーの波動を通せば、どんなものも変えられます。どんなことも可能になります。疑問に対する答えを得ることができます。たった一つの大きな答えです。この過程を練習しなさい。
 水を例にとって見よう。我々は水から、ジュースやコーラを作り、植物を育て、風呂に入り、その水を飲み、顔を洗い、料理を作ります。水は大切です。我々は水から様々なものを作り出します。
つまりエネルギーを捕えるということは、その過程なのです。

 私はエネルギーを粉にして安倍に渡しました。大勢の人々がそれを調べました。目に見えるものだから、彼らは手の平に乗せて、何からできているのか調べようとしました。大勢が調べに調べたが、何も出てきませんでした。安倍がマントラを唱えて手を回してみましたが、何も起こりませんでした。・・・しかし突然、粉は手に現れたのです(私が変えたのです)。

 全宇宙のエネルギーは創造をし続けています。全宇宙は回っています。
時計の針が直線方向や斜め方向に動かないのと同じです。
スワミが言っているのは、エネルギーは全体の一部であり、強力なパワーを生み出して創造を行うということなのです。
 誰でも練習を重ねれば、エネルギーを送ってヒーリングを行うことができます。少しの練習でエネルギーを得ることが出来ます。だがそれには相応のステージに辿り着かなければなりません。私のブレスを受け、神のブレスを受ければ、できるようになります。

[ 注釈 ] 上記マントラを唱える上で準備のグッズやら条件があります。条件の一つが聖者のブレス を受けることです。聖者の弟子からも同じように受けることが出来ると思います。次に特別なオイル です。ヒーリンググッズの項目にも掲載していますが、あのオイルです。手のひらに数滴落とし全部の指の第一間接から上に塗ります。アジナーチャクラにオイルを付けます。指三本で眉に触れます。残りの指はその横に添えます。3分間その状態で瞑想します。終わったら額から髪を掻き揚げます。ついでパワーブック を手にとり、両手の指を組んでその中へパワーブックを挟み込みます。その状態で、上記マントラを繰り返し唱えます。

 スワミが言われた、誰でも出来るようになります と言うのは本当です。誰でも出来るようになります。私も指の表面に「ビヴーティ」の粉が吹き出るようになりました。しかしそこで一旦中断しました。スワミが言っているように「ビヴーティ」はエネルギーが変化したものなのですが、日本でビヴーティを手から出しても、「それは何だ」「どこから出てきたんだ」「成分は何だ」云々ばかりでエネルギーが形を変えて出来たものだと言っても誰も受け入れてくれません。挙句の果ては「インチキ呼ばわり」されるのがオチです。ですから私は粉が吹くようになった時点で中断しました。物質化でビヴーティを出すためには、物凄いエネルギーが要ります。今はそのエネルギーを別の方向に使うことにしています。マジックと思われるのなら「止めておこう」と。マジックはマジシャンに任せておきましょう。


スリセーラムでスワミと談笑。(1998,03,01)

このとき初めてスワミが体内で物質化したリンガムを作り出した。


インドの聖者で有名な人と言えば、もじゃもじゃ頭の「サティア・サイババ」です。

 実際にサイババのダルシャン(お顔を見る機会)に参加すると、サイババの身体から真っ白なオーラがほとぼしり出ていました。このことはサイババ自身がおっしゃっています。「私のダルシャンに出ることは天使も羨ましがる事です。肉体を持たない天使では私のオーラを受け止めることが出来ないからです。」肉体を持ってサイババに逢える幸せを噛み締めてきました。 

 

 

 


  初めてのインド旅行で、バラサイババと会う。
 年が明けた1月はバラの誕生祭があるからバラサイババのところへ来なさい、と言われている所の写真です。断ったけど、聖者には無駄なことでした。聖者から来なさいと言われたら、どうやってもインドまで行く羽目になります。そして行きました(笑)。


 ナガナンダ・スワミ。
  この人のところで瞑想の訓練をつむと誰でもがビブーティを物質化で出せるようになると教えてくれた。
 


 

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