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 十言の神呪(とことのかじり)
 

 アマテラスオホンミカミ と天照大御神の御名を唱えることです。

 折角の神呪なのですが、今は全部息を吐いて発音しています。古伝は違います。

 本来、アマテラス息を吸いながら発声する音です。

 吸いながら発声するのですから、大きな声では発声出来ません。かすかに、慎み深く、ほのかに唱えるのです。小声なら空気を吸いながらでもスの音を発声出来ます。

 この要領が飲み込めると、何時間でも、何日間でも、十言の神呪を唱え続けることが出来ます。こんなことが出来るのは世界でもこの神呪以外にありません。言霊の幸わう国の一つの証明です。

 

 

日拝鎮魂法

 

 朝先ず口をすすぎ、洗顔を済ませて、庭や軒先、廊下などで太陽を拝します。

 あまてらすう(吸入)おほんみかみあまてらすう(吸入)おほんみかみあまてらすう(吸入)おほんみか・・・・」と、スの箇所だけ太陽光線の御神気を吸います。何時間でも出来ます。がなる必要はありません。大声を出しますと却って非礼になります。神様だけに聞こえれば十分です。

 日拝鎮魂法の秘訣は、十言の神呪を中断させないで何十回も繰り返すことにあります。普通の人はこれを何回も唱えます。そのうち鎮魂状態に入って行きます。

 太陽の下で日拝を済ませたら御神前に戻ります。更に座って神呪を続けていますと、何カ月かするうちにだんだん鎮魂法を習得して行くはずです。

 

 スで太陽光線を十分吸いますが、吸った御神気を今度は体内にしっかりとどめなくてはなりません。たっぷり吸った気を今度はツバを飲み込むように”ごっくん”とおなかに落とし込みます。ここからが大切な所です。おなかに飲み込んだ気を更に臍下丹田、つまり下腹部に圧力をかけて押し込みます。胃袋にある太陽の気をへその下に送り込む訳です。そのとき、オホンのンで下腹部に圧力をかけて気をしっかり下腹部に充満させ、そして定着させます。圧力をかけますと下腹部は少し膨らみます。そう致しますと下腹部にある自律神経(太陽神経叢)が鍛練され、本当の鎮魂に進むことが出来ます。

 鎮魂につながらなければ日拝法になりません。

 

 

 正しい日拝鎮魂法の場合は、合掌した手が頻繁に上下運動したり、ぶるぶる震えたりするようなことは決してありません。日○神示の岡○天○の場合、鎮魂と称するものを行ったときに手が盛んに上下運動したそうです。手が動くのは天狗系の典型的な現象です。合掌した手が頭より上に行けば神仙界(正神界)の鎮魂と言えます。目から下で、手がブルブル動くのは日○宗のスリコギ運動と同じ現象です。「なん○○○ほう○ん○き○う」と唱えているのは「わたしを早く魔の世界に連れて行って下さい」と言う呪文です。苦行から解放されるとむさぼるように飲み食いしますので、たちまち魄だけが増大します。魄が肥大化すると禍津(まがつ)や天狗の餌食になります。やがて瞑想をしているとき、スリコギを回すようにものすごいスピードで体が回転するようになります。こんなスリコギ鎮魂法を実践している人の声は非常に荒れています。かすれ声やダミ声になっています。声は魂の響です。飽くまでも澄み切って、清らかでなければなりません。

 

 お日様(午前中、特に八時から十時の間の太陽)に向かって両手をかざし、アマテラスオホンミカミと唱えます。ス音は口を細めて吸入しながら発声します。息を継ぐのは一カ所だけです。そうすると、口を通して天照大御神の分魂が体内に充満します。

 両手を額の前方、頭の高さに持ち上げます。手の平は太陽の方に向け、親指、人差し指、中指、薬指どうしを接触させて輪を作ります。左右の小指は離れても構いません。これを八咫鏡の印と言います。輪の中に太陽を入れます。
 そして「アマテラ(息を出しながら発声)スーッ(吸入しながら発声)」のスで十分太陽の御神気を体内に取り入れ、取り入れた気を下腹に押し付けながら「オホンミカミ」と唱えます。最後のミでは息を継がないですぐにアマテラに戻ります。

 

 太陽光は日の出から正午までが、生気に満ちた成分を含んでいます。正午を過ぎて夕方になると剋気、あるいは死気になります。更に御前中でも八時から十時の間に、太陽光の活動が一番活発になります。それに合わせて日拝を実践したらなお結構です。お日様は常に照り輝いています。雨の日でも曇りの日でも、土砂降りの日でも雲の背後には太陽が存在しています。午前八時から十時に太陽の気を戴きましょう。

 

 

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